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豆知識
・ 結婚記念日の贈り物って?
・ 薬指にはめるのは何故?
・ ダイアモンドの鑑定
・ 世界で有名なダイアモンド
・ 銀の黒ずみを取る・つける
・ ジュエリーの技法(歴史)1
・ ジュエリーの技法(歴史)2


クラフトマン藤崎保

  担当 藤崎 保
・1990年
  東京宝石デザインスクール卒
・2006年
  JJAジュエリーデザイン
  アワード初出展で入選
・神奈川宝飾工芸組合員

ジュエリーの技法、ヴィクトリアン−2のジュエリー


ヨーロッパ近世以降とアメリカ


ホルバイネスク


有名人のデザイン物の始まり−ホルバイネスクと呼ばれたもの

鑑賞ポイント

  最近は芸能人デザインのジュエリーなどが流行っているが、有名人ジュエリーの元祖fがこれ。
  ただ、この時代のお手本は、なんと画家のハンス・ホルバイン。
  実際のデザインとはあまり似ていないのがおかしい。
  ヴィクトリアン中期、穐葉アンティークジュウリー美術館蔵。

  考古学様式を生んだ歴史への関心、旅行がもたらした多様な素材
  【 ヴィクトリアン−2 】

   VICTORIAN - 2      c.1870〜1901      

多彩に活気づくジュエリー市場


 ヴィクトリア時代も進むと、ジュエリーの素材だけでなくデザインの世界も変化して見せた。
折りしもイタリア各地で遺跡の発掘が進み、エトルリアの遺物などに刺激を受けた古代風のジュエリーや
英国のケルト人の遺物、あるいは自国の歴史を勉強して知った[ゴシック]のデザインなどを生かした
ジュエリー群が登場する。
[歴史主義]あるいは[考古学様式]である。
 また、ゆとりを持った人々が旅行をすることによって、各地の土産品にようなジュエリーが
英国にもたらされる。
イタリアからは貝のカメオや珊瑚、モザイクがスコットランドからは多彩な色のアゲート類を使った
スコティッシュ・ジュエリーが、ボヘミア地方からはボヘミアン・ガーネットが持ち帰られた。
1860年代には、ダイヤモンド鉱山が南アフリカで発見され、70年代になるとその新しい鉱山からの
ダイヤモンドが欧州市場に登場して、素材面での制約は消える。
こうして、女王の喪に困り果てている上流階級と、人生を謳歌する中産階級とに二分されていた
ジュエリー市場は一段と多彩に活気づいた。

太陽がいっぱいのイタリアからのジュエリーたち

太陽がいっぱいのイタリアからのジュエリーたち

太陽がいっぱいのイタリアからのジュエリーたち

  前世紀のグランド・ツアーの時代からイタリアは英国人の憧れの地。
  イタリアからのお土産としてカメオやモザイク、珊瑚などのジュエリーが大量にもたらされた。
  今でも多くの実例がイタリアよりも英国で見つかる。
  イスラー作のカメオ(上)とバルベリ作のモザイク(下)、ともに
  ヴィクトリアン中期、穐葉アンティークジュウリー美術館蔵。

ジュエリーの量産化と初のカタログ


 ヴィクトリアン後期のもう一つの特徴は、機械を利用したジュエリーの量産化が始まることだ。
それまでの店主と客とが相対で話あって作るジュエリーから、店が独自にデザインし
独自に作ったものを店頭に並べて売る時代となった。
だから、この頃初めてジュエリー製品のカタログが生まれる。
初期から中期に登場したジュエリーも、この頃はまだ少しも変わらずに作られており、
機械化の進展によって、かえってその数は増える。
また、市場そのものも、こうした安価な物を中心として更に拡大した。
 ホルバイネスクと呼ぶジュエリーも、この頃に登場した。。
1877年にヴィクトリア女王がインド皇帝を称して即位したこともあって、インド趣味のジュエリーも流行る。
そうした若干の新しいことはあっても、この後期は社会にウンザリした気分の漂った時期でもあり、
ジュエリーの世界でも手慣れた新しみのないものが山のように作られた時期である。
こうした風潮への反発が[アーツ・アンド・クラフツ]運動を生み、[アール・ヌーヴォー]を先導したと言えよう。
ともかく、このヴィクトリアン後期こそ良くも悪くも、現在のジュエリー業界を生んだ時代でもあった事だけは確かである。
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ヨーロッパの宝飾技術と歴史
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