JJA JEWELLERY DESIGN AWARDS 2008
新人部門・優秀賞作品
Pt900/K18製リング
ブラックゴールド仕上げ
使用石/D/R/S/P.etc
日本国内では唯一最大のコンテストであるジュエリーデザインアワード(主催社団法人日本ジュエリー協会、以下JJA)に今回(2008年度)新人部門として当社初の優秀賞を獲得しましたデザイナー&クラフトマン小野田 文博の作品を紹介いたします。 |
大きい球体は「地球」を表現。 陸地はK18、海はPt900で所謂メッキ貼りではなく象眼<組み込み>で作り上げております。 鏡面に仕上げると陸と海との境が判りずらくなる為、陸を梨地<ツヤ消し>にし、区別がつくように製作しました。 ディティールは直径13ミリの球体に日本列島も表現しメレダイヤは宝石産出国を示しております。 |
小さい球体は「月」。 Pt900の梨地仕上げで、ブルーダイヤでクレーターを表現しました。 |
本体のリング部分は「宇宙」。 K18ブラックゴールド(協力会社 滑ヨ/国際特許取得地金)を使用。 地球の周りはPt900で朝昼、K18は夜〜大気圏、宇宙を表現。 月とのジョイントはネジを製作し止めてあります。 太陽はスタールビー、火星/インカローズ、水星/ムーンストーン、木星/珊瑚、金星/サファイア,土星/ブラックオパールで各惑星を。 特にブラックオパールは500石以上の中から厳選し、使用する部分のみをオーストラリアでカットしなおして頂きました。 (協力会社 ペルギーオパール) 星にはイエローダイヤを使用し、堀り留めで更なる輝きを増しています。(協力彫金師 柳) 裏貼りは世界地図をモチーフに各宝石のカラット数を打刻して、金貨の様にも見えます。 |
構造は月を回すと地球も連動し自転する。 月を回す方にベアリングを地球の軸の先端に歯車を製作。 ベアリングの球体が動くと歯車が回る仕組み。 |