K14ブレスレットの修理
2017.05.27
K14の刻印が打たれたブレスレット。

留め金具部分が破損して、

繋がらなくなっていた。



ベロと呼ばれる部分が切れて無くなっている。↑(赤↓部分)

セーフティー金具でかろうじてブレスレットとして使えるが、

いつポロっと外れてしまうかわからない。





こういった金具は既製品の物ではないから、

どのような形で仕上げたら良いのか

正解がわからないけど、

わからないなりに試行錯誤して

加工していく修理・・・


時間はかかるが、

決して嫌いじゃない。( ´艸`)むしろ好き♪



まずはベロになる板を18金で作り、

残っている板にVの字になるようにロー付けする。

受け側Пの字の内側に通るように板幅を削って、

バネとして使えるように折り曲げる。

余分な長さを削り、

更に受け側の凹凸に合わせて



丁寧にベロを削っていくと・・・




カチッと音がして、

しっかりとはまった。(^O^)




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シルバー・リングのサイズ直し
2017.05.16
今日は、シルバー・リング(メンズ)を

23号から20号へ3サイズダウンのサイズ直し。



横から見るとかなり肉厚で幅の広い指輪だ。



まずはリング下部を糸ノコで切断。



もう一回糸ノコを入れて、3サイズ分の地金をカット。



出来た隙間を木槌や指で縮める。

そして銀ローでロー付け。

この二つの工程が難しい。(企業秘密)(^^)b




最後に磨いて仕上げ完成。(^。^)♪




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Pt950リングのサイズ直し
2016.11.22
Pt950の硬化処理されたリングのサイズ直しは、

切り合わせを間違えると破損の危険がある。

通常のリングであれば、切った個所をピタリと隙間なく合わせるのだが、

Pt950の場合、それをすると熱による延びが出て

圧力により、ひび割れや折れが生じて、

場合によっては、周囲に割れた地金が飛び散る。..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!

そこでポイントになるのが



わずかに隙間をあける。

開け過ぎると切った筋が残るので、

調整が微妙で、ある程度の経験が必要だろう。






ロー付け・・・無事に完了。ε-(´∀`*)ホッ


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